犬育てと子育て
犬を飼い始めて3年、つくづく子育てと同じだなと思っている。
言葉が通じない小さな生き物に人間社会で生きていくためにしつけと称していろいろな事を教えていく。
うまくできたら褒めちぎって、いろいろな事を覚えさせていく。
犬を育てながら、自分の子育てを反省する。
子どもが小さい頃、もっと褒めてあげればよかった。
もっと自由にしてあげればよかった。
犬の寿命は15年ぐらい。。生涯面倒を見てあげられる。
子どもは私よりもずっと長生きするだろう。
私がいなくなっても生きていけるようにしなければいけない。
その責任とあせり、不安が子どもに厳しく当たってしまうことになっているのだろう。
食事、片付け、勉強、睡眠時間、遊び。。。いちいち自分の正しいと思う事を押し付けてしまう。
思い通りにしてくれないとイライラする。。きつく当たってしまう。
社会に出て、しっかり生きていくためにきちんと教えないといけないと思ってしまう。
犬には犬の習性、本能がある。
それを念頭に適切な対応をしなければいけない。
中学生の男子にも習性、本能があるのだろう。
40才も年上の女性の考えなんて全く的外れなのかもしれない。
自分で思うようにやらせたほうがよいのかもしれない。
そのほうがうまくいくのかもしれない。
心配で仕方ないけど、我慢して口をつぐんだろうがいいのかもしれない。
きっと大丈夫。きっとうまくいく。
この子なら自分できちんと生きていく。
私が口を出さないほうが、自分で正しい選択をしていくんだろう。
信じてみよう。